あとどれくらい幸せな時間を過ごせるだろう
あとどれくらいあなたと触れ合えるだろう
恋はいつかは終わるものでしょうか
愛は時間と共に形を変えるでしょうか
大好きと伝えても 何千分の一で
まるで嘘のような時間が過ぎ去って
あなたを大事に思う気持ちだけふくらんで
嫉妬はよくないことと思いながら
焦がれた痛みは抑えきれず
やりきれない思いを抱えて
笑顔がこぼれて時間は早くて
触れたくて遠くて怖くて
失うことを恐れてどうしようもなく
眠りの中の夢は美しく
あとどれくらいを考えるよりも一緒にいたくて
まだどれくらいの楽しみが降り積もるのか
恋とはいつかの思い出になるのでしょうか
愛は時間だけの中で伝わるものでしょうか
大好きの言葉に 意味はいくつあって
まるで嘘じゃない言葉は嘘のようで
あなたは大事になって気持ちは膨らむ
あとどれくらいあなたと触れ合えるだろう
恋はいつかは終わるものでしょうか
愛は時間と共に形を変えるでしょうか
大好きと伝えても 何千分の一で
まるで嘘のような時間が過ぎ去って
あなたを大事に思う気持ちだけふくらんで
嫉妬はよくないことと思いながら
焦がれた痛みは抑えきれず
やりきれない思いを抱えて
笑顔がこぼれて時間は早くて
触れたくて遠くて怖くて
失うことを恐れてどうしようもなく
眠りの中の夢は美しく
あとどれくらいを考えるよりも一緒にいたくて
まだどれくらいの楽しみが降り積もるのか
恋とはいつかの思い出になるのでしょうか
愛は時間だけの中で伝わるものでしょうか
大好きの言葉に 意味はいくつあって
まるで嘘じゃない言葉は嘘のようで
あなたは大事になって気持ちは膨らむ
雨が降ってるね
「黒豹が車道を走ってる」
本当だ 自転車で踏み潰そうか
「すばしっこいよ」
小雨なのにね 水溜まりは逃げないよ
「光が乱反射してる」
そうだね 街灯も信号も転がってるよ
「細かくしてみたいね」
乱れるだけかもしれないけどね
「意地悪だね」
現実は柔らかくないみたい
「街灯が両側にずっと並んでいて滑走路みたいだ」
綺麗だね 飛行機みたいに飛べるかな
「飛べないよ」
自転車だから?
「自転車だから」
ロマンチストなんだ
「そうかな? 前からだよ」
僕が気がついていなかっただけなんだね
「今わかっただけで充分さ」
飛んでみようか
「眼鏡に雨粒がついて目の前が壊れてる」
空は晴れそうだから今がチャンスだね
「煙るような夜にならなくてよかった」
そうだね 僕と君はずっと一緒
「夜だけは静かだからね」
「黒豹が車道を走ってる」
本当だ 自転車で踏み潰そうか
「すばしっこいよ」
小雨なのにね 水溜まりは逃げないよ
「光が乱反射してる」
そうだね 街灯も信号も転がってるよ
「細かくしてみたいね」
乱れるだけかもしれないけどね
「意地悪だね」
現実は柔らかくないみたい
「街灯が両側にずっと並んでいて滑走路みたいだ」
綺麗だね 飛行機みたいに飛べるかな
「飛べないよ」
自転車だから?
「自転車だから」
ロマンチストなんだ
「そうかな? 前からだよ」
僕が気がついていなかっただけなんだね
「今わかっただけで充分さ」
飛んでみようか
「眼鏡に雨粒がついて目の前が壊れてる」
空は晴れそうだから今がチャンスだね
「煙るような夜にならなくてよかった」
そうだね 僕と君はずっと一緒
「夜だけは静かだからね」
ねじ切れそうな痛みに
舌が乾いて声が出ない
死にたがりの靴の裏
ベトリ付いた 匂うしみ
大切なことは何でも
抱え込んで生きてきたつもり
両手いっぱい零れ落ち
囲むものが踏み散らす
君が伸ばした手の平に
大きな風穴ぶち開けたい
銃弾頭を貫いて
空いた穴から空を見たい
望む世界が朽ちるなら
望まぬ心に染まるなら
ねじ切れた夜の光
爪が汚れて指を握る
引っ掻き回すだけの昨日
奥歯が骨をすり潰す
守れるものは何でも
両手広げて傷ついてきたつもり
切り刻まれた日常に
勇気は成長するのか
悩みの種を植え付けて
咲いた華をぶちまけたい
百花繚乱燃やしつくし
撒いた灰から星を見たい
帰らぬ鴉は引き裂いて
鎖と過去が縛るなら
砕いた欠片喉の奥
刺さり引き抜く杭と自分
世界乾き雨を待つ
血をすすり愛せるほどに
舌が乾いて声が出ない
死にたがりの靴の裏
ベトリ付いた 匂うしみ
大切なことは何でも
抱え込んで生きてきたつもり
両手いっぱい零れ落ち
囲むものが踏み散らす
君が伸ばした手の平に
大きな風穴ぶち開けたい
銃弾頭を貫いて
空いた穴から空を見たい
望む世界が朽ちるなら
望まぬ心に染まるなら
ねじ切れた夜の光
爪が汚れて指を握る
引っ掻き回すだけの昨日
奥歯が骨をすり潰す
守れるものは何でも
両手広げて傷ついてきたつもり
切り刻まれた日常に
勇気は成長するのか
悩みの種を植え付けて
咲いた華をぶちまけたい
百花繚乱燃やしつくし
撒いた灰から星を見たい
帰らぬ鴉は引き裂いて
鎖と過去が縛るなら
砕いた欠片喉の奥
刺さり引き抜く杭と自分
世界乾き雨を待つ
血をすすり愛せるほどに
悲しみは積み重なっていくものか
薄い膜が何枚も折り重なり
消えずにいつまでもあるものか
シャワーを浴びながら
むせ返ったような咳をひとつ
嗚咽にも似た咽びをひとつ
排水溝に吸い込まれて
汚水がたまったように泡をたたえる
苦しみは積み重なっていくものか
薄い憤怒が悔やみを抱き込み
薄れずにいつまでもあるものか
世界の声は小さく広く
弾き返す脳が壁を作る
涙にも似た冷や汗がひとつ
出血にも似た日々がひとつ
今日という怠惰に落ちて
濁った心は魂を劣化させる
雨とは似ても似つかず
酸性の液体が体を溶かす
声を溶かし勇気を溶かし
誰かの輝きを奪い去る
しがみ付いた手の平に
握られたうろこ雲
滲む雫は指の間から漏れて
雨とは似ても似つかず地に落ちる
眠る種は何かもわからず
種があるかどうかもわからず
瞳は潤み見えなくなりそうで
雨とは似ても似つかず降り注ぐ
やがて薄れる切なさは
時間よりも心の強さで
雨上がりの虹のように
一瞬輝いて人に焼きつき
雨とは似ても似つかず
薄い膜が何枚も折り重なり
消えずにいつまでもあるものか
シャワーを浴びながら
むせ返ったような咳をひとつ
嗚咽にも似た咽びをひとつ
排水溝に吸い込まれて
汚水がたまったように泡をたたえる
苦しみは積み重なっていくものか
薄い憤怒が悔やみを抱き込み
薄れずにいつまでもあるものか
世界の声は小さく広く
弾き返す脳が壁を作る
涙にも似た冷や汗がひとつ
出血にも似た日々がひとつ
今日という怠惰に落ちて
濁った心は魂を劣化させる
雨とは似ても似つかず
酸性の液体が体を溶かす
声を溶かし勇気を溶かし
誰かの輝きを奪い去る
しがみ付いた手の平に
握られたうろこ雲
滲む雫は指の間から漏れて
雨とは似ても似つかず地に落ちる
眠る種は何かもわからず
種があるかどうかもわからず
瞳は潤み見えなくなりそうで
雨とは似ても似つかず降り注ぐ
やがて薄れる切なさは
時間よりも心の強さで
雨上がりの虹のように
一瞬輝いて人に焼きつき
雨とは似ても似つかず
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光野 朝風
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