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名も無き言葉たち 散文 詩
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ゆらーん、ゆらーん、揺れている、白熱電球割れちゃった。ゆらーん、ゆらーん、揺れている、錆びたブランコ落ちちゃった。LEDの光は眩しく照らす。影をなくした人は背中を忘れて突き進む。びゆーん、びゆーん、進んでく時代、過去を綺麗に忘れては、デジタルの中に保存される。

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刹那の祈りの連続性を保てることができれば神に近づくことができるのだろうか。世界のどの存在よりも細かなものとなって、世界に存在するすべてのものと価値を共有することができるのだろうか。人の死は人以外のものの始まりかもしれない。

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非常時における最大限度の基準を持って安全とす。今までもうまくやってこれたんだ。案ずるな。奴らは信じるさ。・・・欺瞞は満ち溢れている。軽いものがふわふわと浮いて表面に現れ、重いものほど底へ沈んで暗闇に包まれ見えなくなる。欺瞞に打破されるか、打破するか。澱んだ水の中で鳥の夢を見る。

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この世界の実力者は誰なのか弱者に見せつけてやれ。あいつらは自分が一番かわいいんだ。自らを犠牲にしてまで歯向かってはこないだろう。自休戦になれば体力や根性がないのは向こうの方だ。勝機はあるぞ。やれるものならやってみるがいい。現実を直視せずに生きてきた腑抜けに何ができる。

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あいつの顔を潰せばと男は思い込んだ。そうすれば誰も認識できなくなる。あいつの顔を潰すための手段は問わない。元の形が残らないほどにしてやれば、あいつを信用する人間も激減するだろう。俺はあいつの顔を潰してやる。ただし殺さない。生き地獄を見せてやればあいつも黙り込むだろう。

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とある長老が言った。「湖に住んでいても雨粒ひとつのありがたみもわからないようでは、やがて湖が汚れていても気がつかなくなるだろう。その時汚れた水を飲むのは常にお前なのだ。湖も人も気がつかないほど緩やかに死んでいくのだ」

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なんぴとも、その信仰が砕かれんとされる一撃の前に、最も残虐な手段をもって報復に出るのだ。己が信心の絶対的正義を人生の一点の曇りもなき清純として血と肉を捧げ、神託のままに望みを叶えんとする。豚どもを蹴散らせば清き世界が保証されるのだと疑いもなく行いきれるのが力ぞ。

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悲しみを訴えて悲しみを知ろうとせず悲しみは私だけのものと世界はいつまでも閉じたまま。同情よりも必要な悔恨よりも非情な精進よりも高潔な人生の青春はいつでも始まりいつでも終わる。楽しめ己の無様な喜び、笑え己の泥の落涙、知るものぞ美しき瓦解の採光。汗を刻め、生きるものよ。

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薄汚れた手であいつらは来る。薄汚い心を法衣で隠してあいつらは来る。自由を信じてすがりつくケモノどもを懐柔させ、調教済みのケモノどもを操ってあいつらは来る。腐り果てたやつらを排除せよと声高に、賛同せぬものは害悪と、天罰下さんとばかりにあいつらは来る。逃げられぬ悪夢よ。

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耳障りのよい言葉を刻んだ
泥の記念碑

憎しみが
こびりつくたびに
作り変えていた

神のように
崇め奉った日々

嘘を散りばめた宝石は
時間とともにヘドロとなって
泡のようにバチンと弾けた

鉄仮面の処女どもは
産みの苦しみも知らず
王宮の夢にしがみついて
民を蹴落とし
死体を埋めて
花を咲かせた

咲けば花よ
荒野よりも美しい

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