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名も無き言葉たち 散文 詩
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震えてる
ふるえてる

ふるふると
指先でつついたように
ゼリーが
泥のついた手で
掴まれてしまうように

怖いと感じ
傷つけられている
気持ちだけ膨れ上がる
耐えられなくなって
崩れ去り

落ちていく
おちこんでいく

どうして私だけが
どうして苦しい
自分だけが
世界の中で
不幸になったかのように

自分だけが
世界の中で
一番の悲劇を

怖くなって
体がすくむ

認めて欲しい
受け入れて欲しい
どうして
認められない
どうして
受け入れられない

否定ばかり
私ばかり
嫌悪ばかり
向けられて
心がすくむ
立ち止まる
一歩も
進めない

誰か助けてと
誰か誰かと
心の声と
暴れまわる
不安の
つんざこうとする先に
従って
流れて

私はここにいたい
私は受け入れられたい

誰かの声を聞きたい
抱きしめて欲しい
安心して
私は
生きていていいのだと
実感したい

誰もが思い浮かべる
夢のような形を
どこかに探して
地を見る
空を見る
山を見る
水を見る

生きていて
そこにいて
いいんだよと
教えられたいから

震えてる
ふるえている
落ち込んで
おちていっている
今をあがく

たった一言の
認め合いが欲しくて

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誠実さは「宝石」
優しさは「石」

付き合いは「利害」
情愛は「赤誠」

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幾秒もの時間が長くて
幾時間の流れが短くて
離れている時間
一緒にいる時間
なぜこんなにも
苦しく切ない痛みに
嬉しさを与えたのか

恋をすれば一つ
新しい扉を開けて
新しい景色
嘘をついた
幾時間の流れの中
また心にしまって

思い出の空は
小さな箱の中に
仕舞い込んだまま
心の瞳で
見つめ続けている
もう少しだけ
また戻らせて

肩越しに振り返り
ふと笑っては
また歩き出す
明日という時間に
遠くなっていく過去に
背を向けながら
抱きかかえていく

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もしかしたら
もしかしたら

もしかしたらの
もしかしたらで
遠いところ

初めにあった気持ちは
もしかしたらの
もしかしたらで
もしかしたらと
怖がってしまって
今はどこかわからない

もしかしたらの
もしかしたらでも
不安で怖くて

もしかしたらなんて
ないかもしれないのに
もしかしたらが
とまらなくなって

もしかしたら
もしかしたら

裏切りなんて
ないかもしれないのに
もしかしたら
でも
もしかしたら

わからなくなって
誰かにすがりつく

でも
もしかしたら
もしかしたら

とまらなくなって
疑ってしまって
謝ることもできずに
素直になりきれずに

もしかしたらの
もしかしたらを
もしかしてと考えて
もしかしたらと
立ち止まる

どこまで来てしまったの
もしかしたらで
居たくもない場所に
来てしまって

もしかしたら
もしかしたら

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誰だって
精巧な機械みたく
きちっとできないのに
人のことになったら
責めたくなってしまう心

抱擁のひとつも
遠ざけてしまうなんて
少しだけ切ない

ギスギスした心は
どこから来たの

笑えない気持ちは
いつから続いているの

空が心に沁みない
花がどうでもいい
音楽が邪魔になる

緊張した心で
荒んだ心で
追い詰められた汗で
うまくいかない苛立ちで

誰だって
精巧な機械みたく
きちっとできないのに
人のことになったら
責めたくなってしまう心

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抱きしめて
声になびくぬくもり
爆音と飛行機雲
あなたは遠くへ

新しいぬくもり
新しい気持ち
置き去りにした
いくつもの
置き去りにした
忘れそうなもの

胸の中に
包まれながら
空港の屋上で
いくつもの旅立ちを見る

変化をする
女は変化をする
新しい恋に落ちて
新しい気持ちをまとう

眼差しは合わせずに
心に秘める
女は変化する
毒のように
蝶のように

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人の絆は細い糸
編み込めば
少しは強い

簡単に切れる絆は糸
細く脆く
頼りない

伝え合いは
糸電話のように
離れれば
離れるほど
雑音が入り
聞こえない

思い出そうとして
思い出せず
繋がろうとして
結びあえず
絡まって繋がって
繋がったつもりで
ほどける

少し引けば
ぷつりと切れる
強い絆と
感じていたものは
ハイヒールのかかとに
少し引っかかったくらいで
すぐに切れてしまう

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不安はない
大人の「声」に
反吐が終わらない

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この靴はよい靴
大事な人から勧められ
譲ってもらって履くけれど
0.5センチの小ささで
履き慣れずに
靴擦れを起こす

このまま足を慣らそうか
このまま靴を諦めようか
たった0.5センチの差が
靴擦れを起こす

他人のよいと思うものも
他人が酔いしれるような価値も
きっと0.5センチのズレで
小さかったり
ブカブカだったり

押しつけられても
押しつけても
窮屈だったり
うまく動けなかったり

長い間歩くには
ちょうどよい靴が必要で
他の人からもらう靴は
懸命に履き慣れるか
新しい靴を探すかしなければ
合わない靴で
ゆったりと歩くしかない

たった0.5センチの
小ささで
長い間歩くと
靴擦れを起こす

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開いては閉じ
また開いては閉じる
恐れの中に
引き込まれ

一編の詩にもならず
一片の言葉にもならず
立ち尽くしたように
口を開いたままのように
思考は麻痺していく

書く場所など
見つけられず
言葉を書き込んでは
闇に吸い込まれるよう

黙っていれば
崩れていく音
進もうとすれば
闇から聞こえる
不気味な音

崩されては
骨を折り
自らの音を聞く

軽い音を立てて
骨は折れる
足がもつれたように
闇に落ちる

文字を書けないまま
一編の詩にも
一片の言葉にも
ならないまま

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