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名も無き言葉たち 散文 詩
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ぎっしりと敷き詰められた愚かな人並みに
ぎっしりと詰め寄せた洗脳の手先どもに
ずっしりと命を切り取られ地を吸われ
ずっしりと君の恋しさを泥靴に踏みにじられる

公園で一人家に帰れずカップ麺をすする夜に
ブランコを風が微かに揺らし昼の名残
狂えるほどの孤独と美しい月夜に
阿呆のように身を避けていく非常識

ざっくりと無知さにふりまわされる大衆に
むっくりと感情にふりまわされた個人たちに
ぶっさりと怠惰の教養さが垣間見え
がっつりと愚弄の驕り高ぶりの友とある

かの最良に自己愛の最大化が存在し
私の押し付け合いに息詰まる所業
死に際にすら立たされてもなお
薄気味悪き声高き衆愚の理屈

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