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名も無き言葉たち 散文 詩
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「愛」を語って壊しあい
「恋」を語って奪い去る

憎しみにすべてが変わる前に
思い出を積み重ねて
背中に残った傷痕に
「よかったね」と慰めかける

すべてが通り過ぎていくとしても
思い通りになった後に燃え尽きても
何もかもが不満で踏み出せなくても
何もかもが憎しみで壁を作っても

キミヲアイシテイタと言えるように

近づいて嘘をついて傷つけて
今のままでいいのだと
過ちは時の中にうやむやになって
気づいた真実は胸をえぐっている

欲しいものだけ手に入る世界はない
教科書はどこにもなくて
辞書に未来は書いていない
それは絶望とは呼べない飢えた求め

モトメルモノガモウナイと言わないように

自分の弱さに何度も涙を流した日々
いつしか人を疑って生きている自分
うらはらに愛が欲しくてたまらなくて
傷ついても正しいと思い込んでいた

理解が足りなくて硬く契りあっていても
わかりあっているからとその場しのぎ
ぬくもりだけ頼りに逃げ出したくなり
代わりを求めてさ迷う魂 汚れきる

心の弱りきった成れの果て
何もかも許せずに 最後に残った光も
小さく消え去りそうな向こう側
幻想の壁 現実は背後に

ワカリアッテイタと言えないままに

いつしか置き去りにされた
気がつけばどこかに忘れた
知ってゆくこともないままに

「愛」を語って壊しあい
「恋」を語って奪い去る

失った大きさですべてを知っていくのだろう
この街も人も置き去りにしたまま
少しでも大人ぶってあがく
守るべきことの意味を知り
少しだけ「愛」の理由を知る

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私には大いなる意思があるのだ
恐怖に打ち勝つだけの勇気があるのだ
勝て
勝つのだ
己に打ち勝ち
敵を倒すのだ
我が道には一片の過ちもなし
目を逸らさず前を見るのだ
ただ前進あるのみ
勝ち進め

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汚れた心に花が咲く

どす黒い紫色で

ひらひら悪の花



己に勝つことは

己の欲望に勝つこと

己の感情に勝つこと



汚れた水に魚が泳ぐ

どす黒い紫色で

共食いをしだす



笑っているよ

大きな月が

笑っているよ

道化師たちが



花粉は飛んで

どす黒い紫色の花畑



誰のための怒りなのか

誰のための矛先なのか

己のため

己だけのため



汚れきった水槽に泳ぐ熱帯魚

汚れきった花畑に咲く腐臭の花

己が好んだ魚たち

己が咲かせた花たち



心に巣食う汚れた魂

育てるのは誰のため

心に巣食う汚れた魂

洗わないでいるのは誰のため



ただ己のため

ただ己だけのため

ただ快楽に汚れきっただけ

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どんな言葉も足りない
なんでだろうと立ち止まる
君だけ
愛している
大好き
離さない
軽く感じて
自分がちっぽけになる
また本気で誰かを愛せるのか
今まで誰も愛していなかったのでは
考えてもしょうもないことばかり
眠る日々にもあたたかな日はあたっている

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悪魔の羽つけて
天国に行こうか
悪魔の心で
天使をいただこうか
自由になろうか
すべてを捨てて
自由に殺されようか
勘違いしたままで
明日のことは考えない
今日があるから
明日は永遠にこない
今しかないから
楽しもうか
不幸も幸福も
魔法の力で金にかえよう

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空の隙間に少しだけ
青い空が流れていく
曇り空が重たくかかり
のしかかろうとしている
ベンチに座る私の側に
鳩が数羽舞い降りて
瞳をじっと覗き込む
青空はお持ちですかと
目と目で会話する
聞かれるまでもないと
鳩は空へと羽ばたいていく
目指すは灰色の雲の隙間
あの青空の向こう側へ
吸い込まれるように溶けていった

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手を伸ばした
何かも分からず
あがいているだけで
前に進まない
希望の空は高く
晴れ上がっている
羽があればと願い
空を見上げる
私はちゃんと飛べますか
私はちゃんと見つめられますか
頼りない視線で空を見上げる
大丈夫だと言って欲しくて
たまらなく弱く
たまらなくもろい
いつしか
明日から
今から
すぐに
急かされ
待ってと言ってしまう
心の準備が
まだダメだ
でも大丈夫
ちゃんと進んでいる
飛ぼう
きっと心の翼は
大きく羽を広げる
そう強く信じよう

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気持ちは届かなくて
波打ち際の砂浜に文字を書く
波に消されて気持ちはあがく
あなたは海だけど
私の気持ちを知っているのだろうか
何度も書く
私の気持ちは
どこに流されたのかも知らない

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光が消えてしまいそうで
どうすればよいのか立ち尽くして涙する
沈むのか昇るのか
わからずじまいで時はすぎる



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天空の月明かり
人生の道しるべ
不安な道程は
うつむきがちに足元を見て
空を見上げることを
いつしか忘れてしまう

誰かがうずくまっている
暗い道の途中で
一人で泣いている
かまわないでと
かけた手を振り払い
もうすべて消え去ればいいと
泣きながら言った

道はもう途切れていて
いつの間にかあった
他人が作った道のあとも
足跡もなく
道なき大地に放り出された

一人は泣き崩れ
一人は途方にくれた
一緒に泣きたくとも
自分の涙を肩代わりしてくれたので
我慢する勇気と
励まそうとする優しさを持った

手を繋いで一緒に歩こうかと
声をかけると
うんとも言わずに手を絡めてきたので
一緒に歩き出した
月明かりの下の
道もない大地を
協力して進めば
辛さもなくなってくることに
二人は気がついた

空を見上げる安心ができて
夜空を見上げた時
二人を無数の星たちが出迎えていた



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