忍者ブログ
名も無き言葉たち 散文 詩
[190]  [189]  [188]  [187]  [186]  [185]  [184]  [183
指先から零れ落ちる  
探り出して手を伸ばして

ボロボロボロボロ

砂ではなく土が乾いて落ちていく

わたしはもっとしっとりとした形であったのでは

私の指先はもっと器用に糸を紡いでいたのでは

いつの間にか絹の結い方がわからなくなった

毒が森を支配しだした時

私は黙り込んだ

君への言葉は想うことはあったはず

我らはいつの間にか私になったのだ

もはや言葉を考えて伝えられなくなった

懺悔をする前に伝えなければいけない言葉がある

後悔する前に伝えなければいけない言葉がある

その言葉

では

なく

突き付ける覚悟だったのだ

たゆたう絹の糸に見入る

紡げ紡げ

シルクの価値は今指先から流れ出ている

拍手[0回]

PR
COMMENT
name
title
text
color   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
mail
URL
pass
secret
PREV ←  HOME  → NEXT
プロフィール
HN:
光野 朝風
性別:
非公開
最新CM
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
フリーエリア
カレンダー
02 2026/03 04
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新記事
Copyright (C) 2026 ぽえむーん(コトノハ) All Rights Reserved.

Photo by (c)Tomo.Yun   TemplateDesign by kaie
忍者ブログ [PR]