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名も無き言葉たち 散文 詩
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指先から零れ落ちる  
探り出して手を伸ばして

ボロボロボロボロ

砂ではなく土が乾いて落ちていく

わたしはもっとしっとりとした形であったのでは

私の指先はもっと器用に糸を紡いでいたのでは

いつの間にか絹の結い方がわからなくなった

毒が森を支配しだした時

私は黙り込んだ

君への言葉は想うことはあったはず

我らはいつの間にか私になったのだ

もはや言葉を考えて伝えられなくなった

懺悔をする前に伝えなければいけない言葉がある

後悔する前に伝えなければいけない言葉がある

その言葉

では

なく

突き付ける覚悟だったのだ

たゆたう絹の糸に見入る

紡げ紡げ

シルクの価値は今指先から流れ出ている

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